初心者スケーターの誰もが憧れる技、オーリー。
ただジャンプするだけですが、物を超えれるようになるまで膨大な練習と努力が必要です。
この記事の内容
- オーリーの基礎的なことから弾きと前足の擦り上げまで分かる
- 物越え前までの練習に役立つ
プロフィール
- スケボーが超大好きなスケーター
- 週3,4でスケボーをしていて、組コーンオーリーが出来るまでは毎日練習をしていました。
- 組コーン初メイクまで1か月、安定まで2か月
では、解説していきます。
組コーンオーリーを1か月で飛べるようになるプロセス
オーリーについて
オーリーとは、簡単に言うとジャンプです。
後ろ足でテールを弾き、その反動で上がってきたノーズを前足で擦り上げて飛ぶのがオーリーです。
スケボーの土台となる技で、オリンピックで見たようなストリートをするならこの技の習得は必須。(オリンピックレベルはさすがに無理)
スケボーYouTuberで有名なかつやさんも、「オーリーはスケボーの幹となる技」と表現するほど大事な技。
オーリーの歴史を簡単に説明すると、1980年代ロドニーミューレンがオーリーを開発してそこからストリートスタイルが発展しました。
オリンピックで見た技はすべてオーリーの応用なんです!
ちなみにオリンピックで見た 堀米選手の時な技は、前足で弾くノーリーです。
オーリー練習する前に
スケボーの基礎技とは、
- プッシュ
- チックタック
- エンドオーバー
この3つの技が、基礎技になります。
プッシュはスケボーやっていくうちに勝手に上達しますしエンドオーバーは最悪出来なくても大丈夫ですが、チックタックは出来ないまま飛ばしてはいけません。
チックタックで坂を登れますか?
初心者スケーターがあまり練習しないチックタックですが、止まって状態から緩い坂を登れるくらいは習得しておいてください!
チックタックを練習するメリット
- 板に乗りなれる
- オーリー練習で上達しやすくなる
オーリーは初心者技ですが、めちゃくちゃ難しいです。
私もオーリー練習しているときに何度も心が折れそうになりました(笑)
オーリーはジャンプするだけの単純な技ですが、プロスケーターも「オーリーが一番難しい」と言っているので生半可な努力では習得できないのが分かりますね。
YouTubeのhowto動画を見よう
スケボーを練習する上でこれからお世話になっていくのが、YouTubeのhowto動画です。
おすすめのYouTuber
- かつや
- yewcky tv
- ロビンとよし
スケボーを最近始めた方ならだれもが知っているYouTuberで、動画を見て上達した人も多いと思います。
かつやさん
sk8katsuyaチャンネルはカツヤの地元、京都府亀岡市にスケートパーク建設を目標としたチャンネルです!
【プロフィール】 YouTubeにてsk8katsuya、katsuyaのサブチャンネルの二つのチャンネルと 京都府亀岡市にあるスケートショップ LEAPS SKATEBOARDINGを運営しています。
引用元:YouTube
初心者、中級者向けのhowtoから、いろいろなスケートパークやストリートで滑っているスケートビデオを配信していてとても面白いチャンネルです!
チャンネル名でもあるかつやさんは、オーリーが高くてとてもカッコいいスケーターです。
yewcky tvさん
スケボー・スノボー・指スケなどの横乗り文化を中心に動画投稿をしています! 不定期でモトブログもしています!!!
引用元:YouTube
初心者、中級者向けにhowto動画を出しておりとても分かりやすい動画を配信しているチャンネルです。
yewcky tvさんの大体わかるhowto動画を見たことある人は多いんじゃないでしょうか(笑)
3分の動画でオーリーやキックフリップを解説していますが、「よく3分でまとめれるな~」と感じました。
ロビンとよしさん
初心者スケーターに向けて、スケボーのHOWTO、練習、VLOGなどを投稿しています!サイパンで出会った、ろびんとよしの二人で運営しているスケボーチャンネルです。
引用元:YouTube
初心者時代は、ロビンとよしさんの動画を必ずと言っていいほど見るでしょう(笑)
オーリーで悩んでいる初心者に寄り添って解説しているように感じます。
オーリーのhowto動画をたくさん出していて、とても参考になると思います。
オーリーを練習するなら見ておくべき動画
YouTubeのhowto動画でオーリーを解説している動画はたくさんありますが、お勧めなオーリー解説動画があります。
かつやさんとyewcky tvさんのオーリー総集編動画です。
今後段階でオーリーの解説動画を見ていくと思いますが、代表的なオーリー総集編は二つのチャンネルで配信しているのでぜひ見てみてください!
かつやさんのオーリー総集編解説動画
yewcky tvさんのオーリー総集編解説動画
もちろんオーリーの解説動画はこれだけではないので随時紹介していきます。
目標は組コーン
組コーンが飛べる期間
大体1か月~半年くらい
オーリー練習開始してから組コーンを飛ぶまでの目標を設定することで、やる気が出て頑張れます。
参考
私は、「この技を年内までにできるようになる!」と目標設定が常にある感じなのでぜひ試してみて下さい。
スケートシューズを履こう
スケートボードは、板にデッキテープというやすりみたいなものを張り付け、その食いつきを利用しトリックをしています。
当然、やすりと同じようなものなので普通の靴で練習していらすぐに穴が開いたり破けてしまいます。
スケートシューズの特徴
- 破れにくいスウェード素材を使われているものが多い
- ソール(靴底)が穴が開きにくい素材で出来ている
- トリックをかけやすい形状になっている
このような使いやすいものとなっております。
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スケボー お勧めのスケートシューズ8選 耐久性が一番良いのは○○
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では、オーリーの練習に移ります。
オーリーの練習方法
オーリーの基礎を知る
ポイント
- スタンス
- 弾くタイミング
- 重心
この3つのポイントを押さえておけば問題ありません。
正しいスタンスを知り、弾くタイミングを把握しておくことで今後の上達に影響してきます。
最初は、自分のオーリーが合っているのか分からない状態なので正しいオーリーを把握しながら自分で試行錯誤して練習をしましょう。
1つだけ注意点があります。
いきなり高いオーリーをしない
オーリーが汚くなったり、挫折の原因となってしまいます。
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組コーンを1か月で飛べるようになるオーリーもの越えの徹底解説①
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止まって弾いてみる
ポイント
- 最初は飛ばなくていい
- 重心
- スケボーは思っているより一瞬
- 前足を寝かせる
初めてオーリーの練習をする時は、止まって弾いてみることから始まります。
記事内でも解説していますが、止まって弾く時は確実なテールヒットをしましょう。
がっつり踏んでもいいし、飛べなくても問題ありません。
テールが地面に当たる感覚を覚えることで今後に影響してきます。
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組コーンを1か月で飛べるようになるオーリーもの越えの徹底解説②
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私はよく柵に掴まってオーリーの練習をしていました。
柵に掴まることで恐怖心が無くなるし、テールが当たる感覚が身に付きます。
慣れてきたら何も掴まずオーリーをしてみましょう。
出来なかったらもっかい柵に掴まってオーリーをしてみるという反復練習がお勧めです。
初心者の時は止まってオーリー練習をして感覚を身につける大事なことですが、あまり練習しすぎると上達が遅くなるかもしれません。
止まってオーリーがダメな理由
- 止まってオーリー・・・引き弾き
- 進みながらオーリー・・・真下に弾く
弾き方が全く違うためお勧めしない
止まってオーリーを練習しすぎると、進みながらオーリーが上達しない原因になります。
また、最初から高いオーリーをしようとするのもNGです。
- テールが弾けない
- 怪我をする
- 上達しないから挫折しやすくなる
撮ってオーリーの段階では、まず確実なテールヒットを心がけましょう!
初心者スケーターに伝えたいこと
やってはいけない練習方法
- 土日だけの練習
- コロコロ練習する技を変える
- スケボーに乗っている時間が少ない
この練習方法は全く上達しません。
土日だけの練習
組コーンを1か月で飛びたいなら毎日スケボーを練習してください!
先ほども、毎日練習することで組コーンが早く飛べると解説しました。
毎日練習のメリット
ポイント
- 板に乗り慣れて上達が早くなる
- 感覚を忘れづらくなる
大事なのは、毎日スケボーに乗ることなのでたとえオーリーが練習できなくても毎日乗ることをお勧めします。
ただ、毎日練習するってことは疲労がたまっていくのでその辺は体の状態を確認しながら練習していってください。
コロコロ練習する技を変える
毎日練習していても練習の仕方によって上達しない場合があります。
オーリー→ショービット→ノーコンプライ→マニュアル…
このように一回オーリーをやって次にショービットを練習しているとただ飽きないための練習になってしまうので、上達するなら一つの技を最低でも10分は練習したほうがいいです。
スケボーに乗っている時間が少ない
座っている時間が長かったり誰かが滑っているところを見ていたりして30分以上無駄な時間を過ごしているということが良くあります。
休憩や研究などは大事なことですが、一度自分の練習を振り返ってみてください。
ただ、スケボーは足の負担が大きいのでこまめに休憩を取ったほうがいいです。
止まってオーリー(高さを上げる)
ポイント
- 板をまっすぐに
- しっかりしゃがみしっかりジャンプ
- 膝を出す
テールが弾けるようになったら今度は止まりながら高いオーリーを目指します!
高いオーリーと言っても数cm~10cmくらいのオーリーです。
初心者の時に忘れがちなが、オーリーとはジャンプということです。
弾きや前足の擦り上げなどに気を取られてジャンプすることを忘れてしまいます。
また、1つだけ注意点があります。
止まってオーリー練習をやりすぎない
止まってオーリーと進みながらオーリーは、感覚が全く違うため止まってオーリーを練習しすぎると進みながらオーリーで苦戦してしまいます。
2週間止まってオーリーを練習しているとしたら、やりすぎなので進みながらオーリーに移行しましょう!
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組コーンを1か月で飛べるようになるオーリーもの越えの徹底解説③
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動画を撮る
最後に大事なこと伝えます。
オーリーだけではなく、スケボーを練習している時に動画を撮っていますか?
動画を撮って自分のオーリーを初めて見たときにこう思いませんでしたか?
「自分のイメージしていたオーリーと全く違って低いし汚なかった」
自分の想定していたオーリーと実際のオーリーが違うことが多いので、動画を撮ることでその違いに気づくことも大事ですしイメージ力が付きます。
動画を撮って自分のオーリーを見返すことで、「ここがダメなんだな」と研究することが出来ます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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スケボー オーリーもの越えが上達したいなら動画を撮りまくれ!
続きを見る
まとめ
- オーリーについて
- オーリー練習する前に
- YouTubeのhowto動画を見よう
- 目標は組コーン
- オーリーの練習方法
オーリーについての基礎知識から進みながらオーリーの前まで解説をしました。
スケボーは、8割の人が挫折をしてやめてしまうと言います。
私も10人くらいで始めたのですが、続いているのは2人だけです。
オーリーは、初心者にとって本当に難しくて組コーンまでの道のりは険しいですが、ここを乗り越えたら楽しいスケートライフが待っているので諦めずに頑張ってください!!